三重県松阪市日野町604サニービル2F
その数は約5万個と言われていますが、その大部分は5g以下のダストストーンで10g以上のものは非常に数も少なく貴重なものとされています。
モルダーバイトは、現時点では、地球上の物質とも宇宙から飛来した隕石とも確定されていません。その中間物質とされています。
モルダバイトは、火山ガラスに近いものがあり、その硬度は5.5です。
モルダバイトが、地球上の物質でないとする根拠のひとつに、この火山ガラスがあります。
学術書によれば、火山ガラスは火山の噴火時にガラス質が溶けて固まったもので、その内部には相当量の水分(結晶水)を含み、その割合は、代表的な黒曜石で1.0〜1.3%です。
ところが、モルダバイトはその水分量は、平均して0.005%(多いもので0.02%)です。
結晶水の割合が極端に少ないのを説明するためには、水蒸気圧が極めて低いところで溶け、また極めて高温に熱せられる必要があります。
1,500万前に生成された物質がその条件を満たすとすれば、リースクレーターを造った巨大隕石の衝突により、溶かされて上空に打ち上げられた近く物質が短時間で大気圏の極めて上層部にまで達し、再度地上に落下した、とする学説になります。
ところが、それだけのエネルギーを持った隕石はいまだに発見されて居りません。
そこでクローズアップされる物質にコンドライドという隕石があります。
コンドライドライドとは、小さなガラス球を含んだ隕石で、それが大気圏に突入した、とする説です。
また、地上説では、その成分分析の結果が結晶水を除く成分が、地上物質とほとんど変わらないということですが、その学説でも、結晶水が極端に少ないという事は十分に説明することができません。
ガラス質の内部には、小さな気泡が無数に含まれていて、一部がらせん状になっていることも、モルダバイトが水飴状に溶けたまま上空より高速で落下してきたことを証明しています。
10年前までにさまざまな国の学者がいろいろな方法で研究し尽くした結果が以上のようで、10年が過ぎた現在でも中間物質として紹介されているのが現状です。
ダイヤモンドの年間産出量は平均約3,000Kgで日本には年間約300Kgが輸入されています。
約5万個のモルダバイトは、では何Kgかというと、これは人によってさまざまですが、約40Kg〜200Kgとされています。
それも、1,500万年前に何等かの理由で一度だけ空から降り注いで来た物で、今後その量が増えることのないことを考えると、その希少価値は計り知れないものがあります。
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